むねじん歴史、現代、未来、人間を語る know how,ノウハウ 自転車に30分で乗れるようになる方法

自転車に30分で乗れるようになる方法

まえがき

先日、ジョギングの途中で小学校の低学年ぐらいの女の子に、お母さんらしい方が自転車を教えているところに遭遇しました。時々見かけるさほど珍しくない光景ですが、平地でお母さんが荷台を後ろから押しながら、「前を向いて!」「ペダル漕いで!」と同時に2つ以上の練習をさせようとしてるんですよね。この方法では、なかなか自転車に乗れるようにはなりません。

自転車に乗れるようになるため習得すべきことは次の3つです。

  1. バランスをとれること
  2. 止めたい時にブレーキをかけれること
  3. 走りながらペダルを漕げること

ただし、一つだけ注意点があります。コツと言っても良いでしょう。
それは、これらを同時にではなく、順番に一つずつ練習し習得していくのです。つまり、先ずはバランスを上手く取れるように練習します。それを習得したと思ったら、次に、止めたい時にブレーキをかける練習をし、最後に走りながらペダルを漕ぐ練習をします。
では、一つずつ練習法を解説します。

バランスを上手くとるための練習

平地ではなく、緩い下り坂を使って練習します。これ重要です。緩い下り坂を使えば、ペダルを漕ぐことなく前方向への推進力を得ることができるからです。急坂での練習は絶対に止めましょう。スピードが出すぎてしまい、自転車に乗れない人では制御できなくなってしまうからです。
サドル(座席)の高さを両足をべったりと地面につけられるように調整します。
平地までの距離が10~20メートルぐらいの緩い下り坂の上で自転車に跨りブレーキレバーを握ります。
そこからブレーキレバーを離し、両足を左右に広げてバランスを取りながら坂を下ります。
平地に入ったらスピードが落ちるまでそのまま走り、適当な場所でブレーキをかけて止まります。
緩い坂のスタートした場所に戻り、同様に坂を下ります。
これをバランス感覚が付いたと自分で思えるまで繰り返します。殆どの人は15分~20分ぐらいで良いと思いますが、個人差があると思いますので、自信がつくまで繰り返しましょう。

止めたい時にブレーキをかける練習

バランスを取る練習中に平地に入ってスピードが落ちてからブレーキをかけることはましたが、次の段階として、スピードが未だある内にブレーキをかける練習をします。例えば、下り坂の真ん中あたりでブレーキを掛けたり、平地に入った直後のスピードが未だかなりある時にブレーキを掛けてみたりします。
ブレーキを掛けるときのコツは、ブレーキレバーをゆっくりと徐々に握ることです。いきなり強く握ってしまうと急ブレーキとなり、その時のスピードによっては前のめりになって転んでしまう可能性が高くなるからです。既にバランス感覚が付いているので、止めたい時にブレーキをかける練習に集中できると思います。ブレーキをかけることに集中するのが難しいと感じたら、バランスを取る練習に戻りましょう。
ブレーキをかける練習は、殆どは人は5分ぐらいやれば、止めたい時にブレーキを掛けれる自信がつくと思います。

走りながらペダルを漕ぐ練習

最後の段階として、ペダルを漕ぐ練習をします。
これは、下り坂が終わり平地に入ってから行います。平地に入ったら足をペダルに置いて漕いでみましょう。この時点で上手くバランスを取れるようになっていると思いますので、ペダルを漕ぐ練習に集中できると思います。上手く漕げそうだと思ったら、漕ぎながら平地の行けるところまで行ってみましょう。10分程度練習すれば、自信がつくと思います。

これであなたも自転車に乗れるようになりました。おめでとうございます!
後は、ひたすら自転車に乗る時間を増やして体に乗り方を覚え込ませるだけです。

以上です!

自転車の練習中にはヘルメットをかぶりましょう!

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